はじめに

「もっと主体性を持って行動して」
会社や学校などで、こんな言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

では、そもそも「主体性」とは何か?
そして、「主体性がある人」と「ない人」では、実際に何がどう違うのでしょうか?

普段の生活の中では、そこまで強い主体性を求められない場面もあるでしょう。家族や友人との関係では、周囲に合わせることが大切になることもあります。しかし、仕事においては主体性は絶対に必要な資質です。

なぜなら、仕事とは「お金をいただいて行う責任ある活動」だからです。自分で考えて動けない人に、組織として貴重なリソースを割く余裕はありません。はっきり言えば、主体性がまったくない人は、職場では“いらない”存在になってしまうこともあるのです。

私が以前働いていた会社でも、こんな経験をしました。
会社をもっと良くするためにアイデアを出し、具体的な改善策を提案したことがあります。上司はすぐにその意見を取り入れてくれたのですが、同僚からは「余計なことをしないでほしい」「やる気がある人は苦手」と言われたのです。

また、営業職として結果を出していたときには、先輩に「誰のおかげで営業できてると思ってるの?」と言われたこともあります。努力する人間が足を引っ張られるのは珍しい話ではありません。そして私は、そうした環境に気づいたらすぐに辞めるようにしています。

今、自宅で一人エステをしているのも、「誰にも邪魔されず、自分の意志で動きたい」からです。

日本では「出る杭は打たれる」文化が根強く残っていますが、それこそが経済や組織の成長を妨げている要因でもあります。この記事では、主体性の本質、その違い、そして主体性を育てるための具体的なヒントまでを、実体験や例を交えてお伝えしていきます。



主体性とは何か?


主体性とは、「自ら考え、選び、行動する力」です。
「指示がないと動けない」「誰かが言ってくれるまで待つ」という受け身の姿勢とは対照的に、自分の意思で責任をもって行動すること。それが主体性です。

たとえば、仕事でトラブルが起きたとき:

  • 主体性がある人:「なぜこうなったのか?どう改善できるか?」と自ら調べ、行動を起こす

  • 主体性がない人:「上司の指示を待ちます」「自分には関係ない」と静観するだけ

この小さな違いが、時間の経過とともに大きな結果の差を生むのです。



主体性がある人の特徴


  1. 「選択は自分にある」と理解している
     どんな環境でも、まず自分にできることを探し、行動に移します。

  2. 失敗を恐れない
     チャレンジに価値を見出し、「やってみた自分」に自信を持てます。

  3. 自分で問いを立てる
     「何のためにやるのか?」「もっと良くするには?」と目的意識を持って動きます。

  4. 人のせいにしない
     成功も失敗も、自分の経験として受け止め、次に活かせます。



主体性がない人の特徴


  1. 指示待ち体質
     言われたことしかできず、何か問題が起きても自ら考えようとしない。

  2. 責任回避
     ミスをしても「聞いてませんでした」「教わってませんでした」と他責思考。

  3. 「でも」「どうせ」が口癖
     挑戦せず、「どうせ無理」「でも時間がない」と最初から諦めモード。

  4. 成長が遅い
     内省が少ないため、同じ失敗を繰り返し、新しい挑戦も苦手。



主体性がある人が得るもの


主体性のある人は、職場で信頼されやすく、キャリアでも結果を出しやすくなります。

  • 行動力と責任感があり、周囲から頼られる

  • 自分の人生を自分で切り開く感覚を持てる

  • 前向きに目標へ進める

  • 失敗にも強く、立ち直りが早い

主体性とは、自分の人生のハンドルを自分で握るということ。

仕事でもプライベートでも、その感覚が人生の充実度に直結します。



主体性を育てるには?


主体性は、**生まれつきの性格ではなく「育てることができる力」**です。

  1. 「まず自分で考える」習慣
     すぐ「分かりません」と言うのではなく、「自分なりにこう思います」と意見を持つ。

  2. 日常の選択を自分で決める
     朝ごはん、服、予定など、小さな選択でも「自分で選ぶ」ことが自信につながる。

  3. 「やってみる」ことに意味を置く
     完璧を求めず、まず動くことで行動力が育つ。

  4. 振り返りを習慣にする
     「今日の良かった点、反省点」を簡単にメモするだけでも、主体的な改善ができる。



おわりに:仕事にこそ主体性を


人生のすべての場面で、主体性が必要なわけではありません。
趣味や休日の過ごし方にまで常に前のめりでいる必要はないでしょう。

けれど、「仕事」においてだけは話が別です。
私たちは、時間と力を提供する代わりに“お金”という対価を受け取っています。
だからこそ、受け身では通用しません。
主体性は、もはや“あればいい”のではなく、“なければならない力”です。

指示がないと動けない。責任は取りたくない。
そんな人は、いずれ職場で必要とされなくなってしまいます。
「どうすればもっとよくなるだろう?」
「自分にできることは何か?」と自ら考えて行動する人は、信頼され、評価され、長く求められ続けます。

誰かに言われたことをこなすだけの人生ではなく、
「自分の意志」で選び、進んでいく人生。
――その第一歩が、“主体性”なのです。
「どうすれば相手に喜んでもらえるか?」

そんな問いを自分の中に持ちながら働いてみると仕事の時間が短く感じられるようになります。

主体性は、人生をより自由に、より豊かにしてくれる力です。

やれって言われたらやるけど、自分から動くのはムリ〜

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