はじめに
私は小学校から高校までバスケ漬けの人生でした。
特に小学校と高校は全国レベルの強豪校。
そして高校は“とにかく上下関係がヤバい。
笑っただけで「笑うな!」
学校で先輩の影を見つけたら反射で逃走。
すれ違いざまに嫌味を言われるのでなるべく会わないように避けるのは分かる人には分かるではないのでしょうか。
修学旅行なのに清水寺で朝練ラン。
利き手じゃないほうで食事。
休み時間は相手チームのビデオみながら研究。
ホームルーム後は歩いてはいけない。部活へ向けてダッシュ。
完全に青春という名の軍隊でした。
そんな地獄のような環境で過ごした3年間、私は数々の伝説(黒歴史)を残しました。
細かいことを挙げると1万個くらいありますが
今日はその中で代表作をお届けします。
① 地獄の扉を開けた事件
あれは1年生の合宿でした。
泊まったのはボロ民宿。
トイレは古い和式で鍵が2つついた謎仕様。
同じ1年生の仲間とトイレへ行き、 私は何の疑いもなく扉を開けました――
すると・・・
しゃがんだ状態でお尻プリッの“最恐先輩”が。
そしてこっちを振り向く。
目が合う。
なぜかこの時はスローモーション。
漫画なら背景がモノクロになって「ゴゴゴ…」って出るやつです。
「……す、すみません……」
と声を絞り出して扉を閉めた私。
横の同級生は笑いを堪えて噴火寸前。
そして地獄の扉が開き、先輩が登場。
近づてきます。
私の目の前に立ち一言。
「ノックぐらいしてよね」
鬼の形相。
あれは完全にホラー映画のラスボスでした。
その後、私たちはしばらくトイレに近づけなかったのは言うまでもありません。
② 激短・激ダサ短パン ツーメン事件
私が2年生か3年生の時の話。
高校指定の短パンは、 それは短くてブルマ+3センチと呼ぶべき長さでした。
太ももは80%露出。
部活ではハーフパンツで練習するのでみんな履き替えます。
冬の練習のある日、私はウインドブレーカーの下に
“激短ブルマ進化系”だけを履いていました。(寒いし脱がないと思っていた。)
そして地獄メニュー・ツーメン
自分の番の直前。
私はハーフパンツを履いていると完全に勘違いして…
ウインドブレーカーパンツを脱ぎました。
――パァンッ(太もも光る音)
真冬の体育館の中でひとりだけ真夏のビーチスタイル。
後戻りはできずそのままツーメンへ。
ペアは①のトイレ事件で一緒だった仲間。
彼女は涙目で必死でパスを返す。
シュート!
折り返しのターンで 戻ってくると、 後輩も仲間もみんな体育館中ひっくり返って爆笑。
監督にも「いいぞ~!!」 といじられる始末。
もしこれが1年の時で“あの”先輩がいたら、 誰も笑えず“呼吸禁止”になって全員窒息していたと思います。
③ ラップをサランラップと間違えた事件
時はもどって1年。
大きな試合。
会場は満員、接戦で緊張感ピーク。
そんな中、主力のキャプテンが足をひねり、 選手交代でマネージャーのところへ。
当時のマネージャーは
・無表情の石像
・一切笑わない
・指導は軍隊式
という、部内の“静かに一番怖い存在”。
近くにいた私に 石像マネージャーが言いました。
「ラップ取って」
ラップとは、 テーピングの下に巻くストッキング生地のようなやつ。
…しかし当時の私は “ラップ=サランラップ”しか知らない。
「はいっ!!」
と元気よく答え、石像のバッグの中を必死に探しました。
でも、ない。 どこにもない。
試合にでていないのに大汗かいて焦りまくった私は石像に向かって叫びます。
「すみません!サランラップがありません!!」
その瞬間、 石像の眉が0.5mm上がった。
「そのラップじゃねぇ」
低音ボイスの破壊力。
キャプテンは痛めた足を抱えて大爆笑。
でもマネージャーだけは一切笑わず、 淡々と本物のラップを取り出してテーピングをはじめました。
おわりに
強豪校は青春ではなく修行でした。
あの時の地獄みたいな上下関係と失敗のおかげで、 大人になった今、ちょっとのことでは動じなくなりました。
ニヤニヤしながらパソコン打ってたけど、何書いてたの?
昔の部活のこと思い出してたら、気づいたら笑いながら書いてたのよ。年を取るほど面白くなるのね。
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