皮膚のしくみ
まめ知識その①
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皮膚は人体の臓器のうち最大です。
最も重要であり多くの機能を持っています。
私たちのとりまく環境から身体を守る。
身体の乾燥を防ぐ。
ビタミンDの産生を助ける。
などがあげられます。
皮膚の構造と機能を理解すると
より効果的なスキンケアが
できるようになります。
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皮膚は細胞の集合体からなる
いくつもの層でできています。
また年齢と共に変化をします。
赤ちゃんの皮膚は薄く乾燥していて、
シミもほとんどありあせん。
思春期にはホルモンの影響を受けて
体毛が生えてきたり色素班ができ、
皮膚分泌が盛んになります。
そのためエストステロンという
男性ホルモンの分泌による
ニキビができる人も多いです。
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~皮膚は二つの層からできている~
①表皮・・・最も外側にある層で大部分は
死んだ細胞が占めている
②真皮・・・表皮の下にある層で
生きている細胞が占める器官
表皮
表皮はわずか0.1~0㎜しかありません。
5つの層からできています。
表皮のうち完全に生きている
細胞でできているのは、
基底層だけです。
表皮の一番下にあるこの層から
細胞が生まれ、
成長しながら徐々に表面に向かっていき
皮膚表面に到着すると
ついにはがれ落ちます。
表皮の重要な細胞
ケラチノサイト:成長する細胞
メラノサイト:メラニンを産生する細胞
メラノフォア:メラニンを保有する細胞
ランゲルハンス細胞:皮膚の免疫を調整
【基底層】
基底層は活発に成長している層で、
ここから表皮が生まれます。
シミの原因となる色素も
この層に存在します。
基底層は主に幹細胞
(失われた組織を補充する細胞)からなり
この幹細胞が表皮のあらゆる細胞を
生み出します。
幹細胞自体は分化しない
細胞であるとされていますが
幹細胞が生み出した細胞は分化して、
ケラチノサイトになります。
基底層の幹細胞は2つに分裂し
一つの細胞は基底にとどまります。
細胞は12~19日たつと
また分裂するサイクルを繰り返します。
このように皮膚は常に代謝されていて、
代謝の途中で染色体に変化が起こると
癌細胞のような異常な細胞が
形成されてしまうこともあります。
これは伝言ゲームに似ていて、
細胞同士が次々に染色体メッセージを
リレーするうちに
正しい内容が変化してしまうのです。
これはDNAでも同じことが起こります。
幸い皮膚はランゲルハンス細胞があり
異常はDNAをもつ細胞だけを選んで破壊し
癌化しないように未然に防いでくれます。
【有棘層】
基底層の上にあります。
細胞同士が棘のような突起を出して
互いに結びついているように見える為
そう呼ばれています。
つまり有棘層は細胞同士が
強く結びついて
簡単に剝がれないようになています。
【顆粒層】
有棘層の上に存在しまず。
細胞内に顆粒が見えるので
こう呼ばれております。
皮膚の防水壁を作る役割を果たしています。
顆粒はタンパク質からなっています。
【透明層】
手のひらと足の裏に存在し
顆粒層と角質層に間に位置します。
水分保持能力に関係します。
バリア機能に重要な役割を
果たします。
【角質層】
基底層からできた細胞の内部構造は消失し
ケラチン(タンパク質)だけが
残され平べったくなります。
細胞同士の接着力も次第に失われる為
角質層の細胞は剥がれ落ちやすくなります。
環境から私達を守っているのが
角質層であることに気づけば
角質層の健康を維持することがいかに大事か
ご理解いただけるでしょう。
真皮
皮膚を構成するもう一つの重要な層
真皮は厚さが2㎜~4㎜で
表皮より厚みがあります。
真皮には毛嚢(もうのう)と汗腺があります。
真皮にはコラーゲンとエラスチンが
絡み合った繊維組織が
主な構造物です。
そこはゼリー状の液体(※ヒアルロン酸やグリコサミノグリカンとも呼ばれる)で満たされており
その中に血管・神経・線維芽細胞が存在します。
この中ではゼリー状の液体を
今後ヒアルロン酸と呼びます。
ヒアルロン酸は粘液性の分子で
大量の水分を抱え込むことができ
この機能のおかげで皮膚が保湿され
皮膚のハリが生まれます。
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